きな粉の色と言えば…黄色。大多数の人がそう答えると思います。しかし、ある一定数は「青色(緑色)のきな粉もあるよ」と言う人がいます。皆さん、青きな粉の存在を知っていましたか?
青きな粉とは、色は青…ではなくウグイス色(薄い緑、落ち着きのある黄緑)です。味は普通の黄色いきな粉と変わらないのですが、源氏ア量が違います。きな粉は、大豆を炒ったものを挽いたものですが、青きな粉は青大豆を原材料としています。
この青大豆は、一般的な大豆より栽培環境の制限が厳しく、主に北海道、東北地方で多く栽培されています。実際「きな粉は何色?」というアンケートに対して「青きな粉」と答えら人の割合いが多いのは、東北の3割弱、甲信越の2割弱、北海道の役1.5割と生産地と概ね一致しています。関東関西においては5%を切る意見でした。
味、香りともきな粉と青きな粉に大きな違いはありません。もちろん比べれば違いはわかりますが、単品で味わったら区別はつかないと思います。
余談ですが
「きな粉」という言葉は「黄な粉」とも書き、黄色い粉であることを意味しています。なので、青大豆の青きな粉は「青い、黄色い粉」という意味不明な言葉になります…すみません、余談です。