昨今、日本のテニスプレーヤーの活躍が目覚ましいテニス界ですが、テレビ中継などを見ていると「ダウンザライン」「オンザライン」という言葉がよく使われています。似た言葉ですが意味は全然違いますので、これらのテニス用語について説明します。
「ダウンザライン」が決まれば決定打!ストレートとは違います!
ダウンザラインは、錦織圭選手が得意とするヤツですね。一言でダウンザラインをいうと、ストレートのパッシングショットです。
ストロークの打つ方向にはコートに対して対角線に打ちかえすクロス」と、まっすぐに打ちかえす「ストレート」があります。
そしてパッシングとは相手選手が前のほうに出てきている状態で、その脇を抜きとおすショットのことです。
つまりオンザラインは、前に出てきた相手選手の脇をストレート方向に抜くショットのことを指します。
ちなみに「オンザライン」のラインは、コートの縦のラインのことを指しているので、これで覚えるとわかりやすいかもしれません。
「オンザライン」はインアウトのきわどいやつ
オンザラインは、ボールがどこでバウンドしたかを指しています。名前のとおりで、テニスコートのライン上でボールがバウンドした場合、オンザラインとなります。ボールのバウンド跡がすこしでもラインと重なっていれば「イン」として扱われます。
つまり、オンザラインのショットは、相手選手にとってはとても取りにくい苦しいショットとなります。