私が子供頃は、駄菓子屋の店先にあった「カプセルトイ」。当時は十円玉を何枚かで回せてたと思うのですが、今は、300円?500円?そしてターゲットは、大人や外国人観光客だとか。時代は変わりましたね。ところで、このカプセルトイのことをなんて呼びますか?「ガチャガチャ」「ガチャポン」「ガシャポン」など。いろいろある呼び名、カプセルトイの大人の事情を交えて違いを説明します。
「ガシャポン」「ガチャガチャ」「ガチャポン」どれが正しい?
カプセルトイの通称として「ガシャポン」「ガチャポン」「ガチャガチャ」ではどちらが正しいのか?
正解は全部正しいです。
これらは、全てバンダイが商標登録しています。1985年に「ガシャポン」、1988年に「ガチャガチャ」、2002年に「ガチャポン」にそれぞれ登録されました。ただし、バンダイ的には一番商標登録が古い「ガシャポン」をメインに使っているようです。
「ガチャ」だけは特別な存在?
また略語のように「ガチャ」と呼ぶ場合があります。これって実は、バンダイでは使えない言葉なのです。「ガチャ」という言葉はタカラトミーアーツが商標を登録しています。1998年のことです。
そして更にややこしいのが次です。
スマホの世界でも「ガチャ」という言葉が使われていますが、当然、カプセルトイの「ガチャポン」「ガシャポン」「ガチャガチャ」「ガチャポン」のイメージなのですが、スマホにおける「ガチャ」はNHN Comicoという会社が商標しています。おもちゃとスマホアフリのそれは区分が違うらしく、こんな状態になっています。
ちなみ豆知識ですが、このスマホにおける「ガチャ」の正式名称については、日本オンラインゲーム協会(JOGA)が「ランダム型アイテム提供方式」と命名しています。この名前でしたら利用料を払わす使うことができます。任天堂のファイヤーエンブレム」で使われていましたね。
といわけで「ガチャポン」「ガシャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」大人の事情でいろいろな呼び名がありますが、どれも正しいです。