「ひきこもり」「ニート」違いは?高齢化する社会問題!8050問題も露呈

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社会的に問題となっているニート、引きこもりについての違いについて解説します。

ニートとは

「ニート」は、英語のNot in Education, Employment or Trainingの頭文字をとってNEET(ニート)と呼びます。この言葉はイギリスの労働政策における報告書の中で使われた言葉に由来します。就学していない、就労していない、終了のための準備(訓練)もしていない若者をくくった定義です。日本においては、15歳から34歳までの未婚のソレをニートと定義しています。(女性によくある家事手伝いはカウントしません)。継続的な社会との接触の場がない人のことであり、あとで説明するひきこっもりとは違い、外出はするし、友人等と普通にあったりもするのはニートとなります。

 

ひきこもりとは

ひきこもりは、日本における定義は「6か月以上主に自宅に留まり続けている」状態を指します。度合いは色々あり「自室から出ない」「自宅から出ない」パターンがあります。
社会不適用を基準とするとひきこもりのほうが重症です。ひきこもりは、家族との関わりが限りなく殆どであり、社会との接触ばほぼありません。

 

日本におけるニートとひきこもり

日本におけるニートの数は、2017年統計で71万人います。傾向としてはここ10年は微減傾向ありますが、相対的に見るとニートの高齢化が進んでいます。若い世代は景気回復とともに就労し始めているが、上の世代は、そのままニートを続けている状態が続いていると思われます。
ニートの定義では35歳以上はニートと定義していないのですが、35歳以上にニート相当の人の割合は減る気配を見せません。

ニートなってしまう理由、ひきこもりになってしまう理由は、当人だけの責任ではありません。社会との接触において運の悪い自称があったのも大きな理由です。地位的な弱者はなく寝入りしか出なく、ニート、ひきこもりという形をとらざる負えない場合が多いと思います。国はこのような社会的な弱者を救い上げる仕組みがもっと必要なんかもしれません。

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