「復旧」「復興」の違いは?

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近年の災害に伴い、「復旧」「復興」というキーワードgあちこちで飛び交っています。一括りに使われがちなこの言葉の違いについてまとめます。

「復旧」「復興」の意味

復旧とは、今まで当たり前に仕えていたものが使えなくなったので、使えるようにもとの状態に戻すことを言う。復旧という言葉がよく使われるのは、生活に密着したライフラインやインフララインに対してである。天災などで使えなくなった水道であったり電気であったり、寸断された道路であったり、それをもtに戻す行為を復旧うと呼ぶ。

一方復興には、復旧より一覧欲張った要素が含まれる。「興」の字には「賑わう、栄える」などの意味があり、つまり、以前の賑わい、繁栄に戻す意味が含まれる。

「復旧」「復興」の違い

近年、各地で震災が続いてしまったが、国も含め復旧・復興が積極的に行われています。被災された皆さんは、普段当たり前にできていた生活が困難な状態を強いられます。まずは復旧を施さなくてはいけません。いつでも水道が使えて、夜暗くなったら電灯が使える、当たり前の生活を当たり前にできるように戻す必要があります。
そしてその先には、復旧に向けた支援があります。被災に伴う風評被害もふくめ、被災より前の賑わいには程遠い状態です。観光面でいえば、当たり前に外部の人が集まってきて、地元の人がおもてなしする。昔なら足り前であった風景を取り戻すのが復興だと思います。

最近残念なのは、復興という言葉が独り歩きし、ややトレンドのような印象を受けることです。復旧が、あまねく行き届いていていない状況でもあるにかかわらず、「復興!復興!」というキャッチフレーズのプランがいろいろな行われている気がしてなりません。

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