トヨタの「改善活動」って有名ですよね。私の所する会社でも「改善!改善!!」ってうるさいです。似た言葉に「改良」ってのがありますが、ふと考えてみたら違いを説明できませんでした。あなたは答えられますか?
「改善」も「改良」もより良くすること。違いは対象とするもの!
改善も改良も、どちらも現状に対してより良くすることである点については違いはありません。両方とも反対語が「改悪」な点もそのことを物語っています。
では、具体的には何が違うのでしょうか。違いは、良くする対象によって「改善」「改良」は使い分けます。
「改良」は、具体的な物・カタチに対して良くする場合に使います。
「改善」は、抽象的な物・コトに対して良くする場合に使います。
「改善」「改良」の使い方
説明自体がフワッとしてますよね。すみません。ここからは具体例をあげていきたいと思います。
「エンジンを改良することで、車の静寂性が改善された。」
「会社の〇〇制度を改良して、経営状態を改善した」
「顧客満足度を改善するために、接客マニュアルを改良した」
どうですか?これなら納得いただけると思います。
私自身、過去を振り返ると改良と言うべきなのに、改善と発している場面がいくつかありました。反省してます。