「木戸銭」「投げ銭」違いは?

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「木戸銭」は入場料、見物料のこと。興行や芝居を見るために入る小屋の入り口(木戸)でお金を支払うことから、木戸銭と言います。入口の扉(戸)の料金と考えればイメージしやすいかと。

「投げ銭」とは、大道芸などのストリートパフォーマンスに対して、観客が楽しんだことに対する対価として、任意の金額を渡すこと。投げ銭という言葉ですが、パフォーマーの前にバケツやギターケースなどが置いてあり、その中にお金を入れるのが、現代の一般的なスタイルです。
最近では、ネット上で何らかの創作品にたいしてユーザーが直接お金相当を渡す仕組みのことを指したりもしますね。

 

投げ銭はまだしも、木戸銭という言葉はあまり聞きなれないのではないでしょうか。
私も古い言葉で歌舞伎などの古来からある伝統芸能だけで使われる用語だと思っていたのですが、木戸銭という言葉は、2005年までは民法で普通に使われていた言葉のようです。当然意味は「入場料」の意味です。

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