最近、親に着けてもらった名前…「キラキラネーム」を改名した件がメエィアで話題となっています。キラキラネームなんて言うと、さぞかし素晴らしい名前のような表現ですが、子供とってみれば苦痛でしかありませんでした。(少なくともその当人にとっては)キラキラネームと言えば、ちょっと前でいえば「悪魔」くんが話題となりましたね。さすがに役所は受理されませんでしたが。
キラキラネームの定義は、世間一般的に
・珍しい、奇抜な名前
・漢字が当て字で読み方がわからない名前
・恥ずかしい名前
こんな感じかと。
究極的には3番目の「恥ずかしい名前」に尽きると思います。
命名する親からすれば、一生懸命考え、ほかの子供と異なる、思いの込められた名前なのでしょうが…。それが一般的に「恥ずかしい名前であること」に気が付かない、もしくは受け入れられないのだと思います。
こういう親って、子供を自分の分身とか自己表現の一つと思っている傾向が強いんですよね。自分(親)がやりたかったこと、実現できなかった理想などを、子供に押し付けるタイプです。キラキラネームと呼ばれるような現象も、原因は一緒だと思う。
似た表現に「DQNネーム(ドキュンネーム)」と言うのがあります。
これはネットスラングの「DQN」+ネームで、DQNの意味は以下の感じです。
・非常識な人
・他人に迷惑をかける人
・品位がない人
・暴力的な発言行動をする人
多いですよねこういう人。私は関わりたくないです。
DQNな親のほうが、キラキラネームをつけたがる傾向が強いのではないでしょうか。そういう意味では、DQNネームは、キラキラネームより的を得ていると思います。ただ、DQN自体がネットスラングなので公共性の高いメディアでは、扱いにくい言葉ですよね。
そこで生まれた「キラキラネーム」。こんな可愛らしいネーミングでは、助長するだけだと思うんですけどね。