「混む」「込む」違いは?なんと片方は新入り漢字

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人が多くて「こんでいる」の「こむ」は、漢字でどう書きますか?込む?混む?この二つの使い分けについて調べました。

ひと昔でいえば「込む」が日本語としては正しいです。「混む」という言葉は、正式には日本語としてはありませんでした。

一般的に「こむ」の漢字を考えるときに似た熟語を探して当てはまる漢字にたどり着きます。「人が多くてこんでいる」=「混雑」…混の字が使われているから「混む」って脳内で考えるのではないでしょうか。そういう意味では、込むが正しいというのは、意外と驚く人が多いのではないでしょうか。

混むという読み方が正式に認められたのは、2010年に限定用語として認められたのは初めてです。この年に初めて常用漢字に、訓読み「混む」が登場します。もちろんそれより前から「混雑」という言葉はありました。一般的に「混む=こむ」と読むのも普通でした。ただ、正しい日本語ではなかったということです。

という訳で、どちらが他dしいかというと「両方とも正しい」です。込むが正しいと言っている人は最先端の知識でないだけで、言っていることに誤りはありません。古いだけです。そういう意味では「混む」は若者言葉なのかも知れませんね。

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