「控訴」「上告」違いは?ニュースの見方が変わる知識

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「控訴」と「上告」、2つとも裁判の結果に不服がある場合に取る手続きのことを指します。ニュースなどで聞く言葉達ですが、明確に使い分けれていますか?この2つの意味の違いについてまとめます。

「控訴」と「上告」の違いは三審制

ご存じのとおり日本の裁判は三審制です。一つの事項に対して3回まで裁判を行うことが出来ます。

第一審→第二審→第三審と裁判を行う場合を例にすると、

  • 第一審の結果に不服で上訴することを「控訴
  • 第二審の結果に不服で上訴することを「上告

といいます。

日本の裁判には上から「最高裁判所」「高等裁判所」「地方裁判所/家庭裁判所」「簡易裁判所」となりますから、簡易裁判所から始めれば、地方裁判所に「控訴」、高等裁判所に「上告」となります。

控訴と上告、二つの言葉の意味を理解すればニュースの聞き取り方も変わってきますよね。

「控訴」「上告」違い まとめ

・両方とも上訴することを指す。

・第二審に上訴することを「控訴」

・第三審に上訴することを「上告」