食べ物を加熱する調理方法に「蒸す(むす)」「蒸かす(ふかす)」があります。どちらも同じ漢字を使っていて、やり方も水を加熱し沸騰した湯気・水蒸気によって加熱する方法です。この2つの言葉の違いは何でしょうか?また、どのように使い分ければよいのでしょうか?
「蒸す(むす)」「蒸かす(ふかす)」の調理方法
「蒸す(むす)」という調理方法は、水を加熱しその水蒸気で食材を加熱する調理方法です。
「蒸かす(ふかす)」という調理方法は、水を加熱しその水蒸気で食材を加熱する調理方法です。
調理方法は全く同じです。すみません…。
「蒸す(むす)」「蒸かす(ふかす)」の違いは対象の食材
「蒸す(むす)」「蒸かす(ふかす)」の違いは、その蒸気によって加熱する食材によって変わります。
蒸す(むす)料理といえば、シュウマイ、中華まん、茶碗蒸しなどが思いつきます。
一方、蒸かす(ふかす)料理といえば、サツマイモ、カボチャ、大豆などが当たります。蒸かす(ふかす)法は、調理前は硬く、蒸かすことにより柔らかくなります。
つまり、蒸かすとは蒸気で加熱しながら柔らかくする場合に使われる調理方法です。
「蒸す(むす)」「蒸かす(ふかす)」違いのまとめ
- 「蒸す(むす)」は、蒸気で加熱する調理方法
- 「蒸かす(ふかす)」は、蒸気で加熱し柔らかくする調理方法