毎回、日本選手の活躍が期待されるスキージャンプ。このスキージャンプの種目で「ノーマルヒル」「ラージヒル」というのをよく聞きます。違いは何なのでしょうか。
「ノーマルヒル」「ラージヒル」違いは、ジャンプ台の規模
テレビで放送されている映像をよく見ると、ジャンプ台が二本あると思います。そしてのその2本は大きさが異なっていますよね。大体は小さいほうが「ノーマルヒル」用、大きいほうが「ラージヒル」用ジャンプ台です。
このジャンプ台の大きさの違いを数字で表すと以下のとおりです。
ノーマルヒル
- ヒルサイズ(高さ)…85~109m
- K点 …75~99m
- 昔は「70m級」と呼ばれていた
ラージヒル
- ヒルサイズ(高さ)…110~184m
- K点 …105~125m
- 昔は「90m級」と呼ばれていた。
ちなみにK点とは、飛距離を採点する際の基準となる線(飛距離)です。K点未満は基準ポイントから減点、K点以上は加点という仕組みです。採点の話をすると飛距離以外にも飛型点とよばれるジャンプの美しさ(正確さ、姿勢など)も採点の一つです。こちらば5人の審判による20点満点からの原点方式です。
他のスキージャンプ台のサイズ
よくテレビで放送されるスキージャンプ種目は「ノーマルヒル」と「ラージヒル」ですが、実はこれ以外にも種目はあります。言い換えればジャンプ台のサイズは他にもあります。
スモールヒル
- ヒルサイズ(高さ)…20~44m
- K点 …20~40m
ミディアムヒル
- ヒルサイズ(高さ)…50~84m
- K点 …40~75m
フライングヒル
- ヒルサイズ(高さ)…180m~
- K点 …145~185m
スモールヒルなどは、若い選手等が飛ぶようのジャンプ台としてわかりますが、フライングヒルと呼ばれる巨大なジャンプ台もあるんですね。
私は見たことありませんが、このジャンプは迫力満点でしょうね。あ、フライングヒル用ジャンプ台は日本にはありませんのであしからず。