ほぼ毎日、ニュースのキーサードとして出てくる「内閣」と「政府」。どちらの国もトップクラスの機関であることは想像できるのですが、明確な違いがうまく説明できません。この2つの違いについてまとめます。
「内閣」とは
「内閣」とは、大臣(総理大臣、国務大臣)の集まりのことです。ちなみに英語で表記するとCabinetです。
内閣のメンバーは、国民の投票によって選ばれた国会議員における第一党が選んだ総理大臣と、総理大臣が指名した大臣によって構成されます
「政府」とは
広い意味では、立法(議会)、行政(内閣)・司法(裁判所)の三権を合わせて指す場合がある。
「政府」について少し狭い意味でとらえた場合は、国の行政機関全てのことをさします。具体的には、内閣、各省庁、人事院、公正取引委員会、国家公安委員会などを指します。
各都道府県、地方自治体に属する地方公務員は政府には含まれません。
「内閣」「政府」違い まとめ
- 内閣は、総理大臣と国務大臣の集まり
- 政府は、国家公務員等 行政機関(内閣含む)の集まり