JTから発売されているプルームテックは、iQOS、gloと共に人気の電子タバコです。そのプルームテックの新製品が先日発売されました。「プルームテックプラス」「プルームエス」の2つです。一気に新製品を2つも発売させるなんて、なかなか気合が入っていますよね。気になる新製品2つの違いについて解説します。
新型プルームテックは2つ
プルームテックは、日本たばこ産業(JT)が発売している加熱式タバコです。加熱式タバコと言えばiQOSが有名ですが、実はJTはiQOSよりも前に加熱式たばこを日本で発売しています。プルームテックの前進である「Ploom(プルーム)」です。iQOSのスマッシュヒットを受けてか否か、2018年から「プルームテック」を全国販売しましたが、ご存じの通りiQOSに大きくチェアを取られています。そんなプルームテックが巻き返しを計るべく新製品を発売します。
発売される加熱式タバコは2種類で、しかも方向性の全くことなる2つです。1つは旧型のプルームテックを進化させた「プルームテックプラス」。もう一つは、全く方向性を変えた製品「プルームS」です。次は、この2つの加熱式タバコの特徴と違いについて見ていきましょう。
「プルームテックプラス」「プルームエス」違いを比較!
まず、見た目から明らかに違います。
プルームテックプラスは、旧型のスタイルを踏襲したスティック型です。同じようにカプセルを装着して低温加熱させて楽しむ形です。
プルームエスは、glo本体を丸っこくしたような形で、iQOSやgloと同じようにたばこスティックを差し込んで吸うタイプです。
2つの機能的な一番の違いは、加熱する温度です。
プルームテックプラスは約40度で加熱させます。これは旧型プルームテックの特徴だったもの(プルームテッィは30度)で、低温加熱なので灰はでません。煙も少ないです。ちなみに旧型と新型プルームテックプラスのカプセルに互換性はないのでご注意ください。
一方、プルームエスは200度で加熱燃焼させます。旧型の特徴であった低温加熱のメリットを捨てて、高温加熱燃焼型にしました。灰や煙の量が増加しますが、その分吸いごたえは、たっぷり増しています。
比較項目 | プルームテックプラス | プルームエス |
加熱方式 | 低温加熱 40℃ | 高温加熱 200℃ |
加熱時間 | 0秒 | 40秒 |
充電時間 | 90分 | 90分 |
フル充電からの使用可能量 |
5カプセル分 |
10スティック分 |
タバコ臭 |
1%未満 | 5%未満 |
コスト(本体) |
4,980円 | 7,980円 |
コスト(カプセル) | 500円 | 480円 |
まとめ
さてさて、役者は出そろった!みたいな感じですが、一体どれを買えばいいか悩みますよね。従来の低温加熱式を進化させた「プルームテックプラス」と新たに高温加熱式に殴り込みをかけた「プルームプラス」‥‥かなり悩みます。
はっきり言って、この2つは明確に方向性が違うので、どっちがいいかというよりも、どっちが自身のスタイルに合うかだと思います。
日本のメジャーな加熱式タバコの中でも「プルームテックプラス」は、圧倒的に煙も匂いも少ないです。その代償は「ガツン!」とくるタバコ感であり、それを優先するのであれば「プルームエス」がオススメになります。