「桜」「サクランボ」違いは?花見の桜からサクランボは実る?

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日本を代表する花「桜」と日本を代表する高級フルーツ「サクランボ」。よくよく考えてみたら両方ともサクラなんですよね。子供のころからの疑問「桜」と「サクランボ」の違いについて調べてみました。

 

同じ桜であるが観賞用桜と食用桜の違い

「桜」と「サクランボの木」が同じかと聞かれればば、大きな意味では同じです。厳密には異なる桜です。
お花見をする桜もサクランボの実がなる木も療養とも桜です。ただしそれぞれ観賞用桜と食用桜であり、異なる桜の種類となります。

桜とは、バラ科スモモ属サクラ亜属に分類される落葉広葉樹のこと。
観賞用の桜といえば、日本においては大体は「ソメイヨシン(染井吉野)」のことをイメージすると思います。このソメイヨシノは江戸時代に品種改良(オオシマザクラとエドヒガンを交配)して作られた観賞用の桜です。今での日本を代表する桜、日本を代表する花となっています。桜(ソメイヨシノ)も一応実が実ります。ただ観賞が目的であったためその実は小ぶりで硬く渋い実です。ただ毒性はないので、花見などで見つけたら食してみるのもよいかもしれません。

一方サクランボが実るをつける桜は「セイヨウミザクラ(西洋実桜)」という桜です。食用桜なので、当然実に大きく甘すっぱくておいしいです。逆に花は白くソメイヨシノの美しさには到底かないません。

 

幼少時代の桜の疑問を解決

小さいころサクランボを食べて残った種を家の庭に植えれば、家で花見ができるのではないか?(余談ですが、私はスイカでも同じようなことを考えました)とか、花見に行って桜を見てこの桜がこのあとサクランボになるんだ。って想像したりしました。

この幼少期の二つの妄想は、残念ながら実現できないことが今回分かりました。

ただ、もし実現可能だったしても種から気を育てるなんて何十年かかるかなんて、小さい頃はこんなこと考えもしてなかったですけどね。