「したづつみ」「したつづみ」舌鼓の正しい読み方は?

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おいしい料理を食べて満喫している状況をアワラス言葉に「舌鼓を打つ」という言葉があります。
この「舌鼓」を何て読みますか?「したつづみ」ですか?「したづつみ」ですか?

 

「舌鼓」の正しい読み方は「したつづみ」です。

舌は訓読みで「した」、鼓は訓読みで「つづみ」というのは理解できていると思うのですが、二つの言葉をつなげつと「したつづみ」ではなく「したづつみ」と発してしまう人がおおいです。考えたのですが、これは「1個ずつ」とか「パイ包み」の口の動きの慣れのせいで、間違っていることに違和感を感じず、言ってしまうのではないかと思います。

また「舌鼓を打つ」という言葉の使い方は分かりますが、そもそも「舌鼓」が何かわかりませんよね。
舌鼓とは、漢字の意味のままなのですが、舌を上あごのぶつけて音を鳴らすことです。イラッと来た時にする舌打ちのときより、より舌の位置を奥にして音を鳴らすようです。
昔の日本人は、美味しいものを食べると、本当に「舌鼓」したそうです。そういう習性があったようです。最近でいう笑うときに「手を叩く」みたいな感情に連動して勝手にしてしまう行動だったんですね。

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