「しちかいき」「ななかいき」七回忌の正しい読み方は?

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法事行事の一つに「七回忌」があります。この読み方は「しちかいき」ですか?「ななかいき」ですか?

「七回忌」の正しい読み方は「しちかいき」です。仏教では「七」は「シチ」と読みます。「なな」とは読みません。ちなみに仏教では数字を以下のように読みます。

(イチ)
(ニ)
(サン)
(シ)
(ゴ)
(ロク)
(シチ)
(ハチ)
(ク)

四(シ)と七(シチ)と九(ク)が読み方に癖がありますね。よって「四十九日」は「し・じゅう・く・にち」と読みます。

という訳で「七回忌」は、「しちかいき」が正しい読み方なのですが、これはあくまで「今までは」の条件付きだと思っています。

現代では「七」は「なな」と呼びのが一般的。「しち」と読んだら、古い人間だなぁって印象ありますよね。今の若者は「しち」と読むのは掛け算九九くらいでしょう。

時代の流れとともに言葉は変化・進化しています。昔や伝統にこだわり「しちかいき」でもいいですが、時代に合わせて「ななかいき」と読んでもよい時代がくるはずです。「しちかいきが正しい!」と指摘する人を受け入れ、「ななかいき」と読む人を非難しない柔軟な考え方で行きたいですね。

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