「ソーダ水=炭酸水」だと思っていませんか?実は別の飲み物です。よく「ソーダ水」「炭酸水」を飲む人は気にしたほうがいいかもしれせんね。作り方、入っている成分が違うので。


「ソーダ水」「炭酸水」は作り方が違う
「炭酸水」には大きく2つあります。
一つは天然でとれるもので、日本産はあまりないのかもしれませんが、水と同じように自然の恵みとして湧き出てくる炭酸水です。水と同様にとれるとこをにより硬度、ミネラル成分が異なるのでそれぞれ特徴があります。ペリエ(Perrier)やゲロルシュタイナー(GEROLSTEINER)などが有名どころですね。
もう一つは、人工的に水に炭酸を加えたものです。最近ブームである強炭酸のウィルキンソンなんかは人口の炭酸水です。
一方「ソーダ水」ですが、こちらは水のクエン酸と炭酸水素ナトリウム(重曹)を混ぜて科学反応を起こし作られます。先述した「炭酸水」は成分が、水と二酸化炭素と少々のミネラルですが、科学的に作られる「ソーダ水」にはナトリウムが多く含まれます。ラベル裏の成分表をみてみればわかりますよ。
「ソーダ水」「炭酸水」の違い
というわけで、作られ方の異なる「ソーダ水」と「炭酸水」ですが、一番の違いは価格かもしれません。
安く売られているのが「ソーダ水」です。ディスカウントストアの特売だけでなく、大手スーパーのプライベートブランドのやつも「ソーダ水」であることが多いです。二酸化炭素の入った水という意味では同じですが、ナトリウムの量が多いので、多少なり味に影響を与えます。
純粋にそれだけを飲むなら「炭酸水」。お酒などで割って飲むなら「ソーダ水」みたいな使い分けがベターかもしれませんね。結局は人の好みですが。


ソーダ水は、クエン酸と重曹で作ったもの。
安価なのはソーダ水のほう。