最近コンビニやスーパーで「スーパー大麦」や「もち麦」を使ったおにぎりやお弁当が目につきます。どれも健康にいいってキャッチコピーで販売されていますが、体にどのような効果がきたいできるんでしょうか。また二つの違いについてもまとめます。
スーパー大麦は、麦の一種で正式名称は「バーリーマックス(BarleyMax)」といいます。肥満などが社会問題となっているオーストラリアで研究・開発された大麦です。もちろん遺伝子組換えなどは行われていません。どこら辺がスーパーなのかというと食物繊維が普通の大麦の2倍含まれています。大麦自体、食物繊維が多いことで有名なのでそれの2倍はすごいことです。
もち麦は、スーパー大麦と同様に食物繊維が多く健康に良いのですが、一番の違いは大麦のなかでの種類が違います。もち麦は「もち種」。スーパー大麦は「うるち種」です。
スーパー大麦、もち麦とも食物繊維が多いということですが、これによって期待される効果は、水溶性食物繊維の効果により便秘の解消が期待されます。また、流行りの腸内環境を整える効果もあります。具体的には腸内の善玉菌を増やし腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進や免疫力が向上(=アレルギー体質の改善)が見込まれます。
また、血糖値の上昇を緩やかにする効果もあり、これって流行りの糖質オフダイエットの原理にもつながっています。血糖値を上げないということは脂肪を体内に蓄える行為が落ちるということで、結果ダイエットへの効果も期待できます。
スーパー大麦ももち麦も、健康志向、ダイエット志向の強い方にとっては魅力的な食材であることは間違いありません。ちなみに食物繊維の量で比較するともち麦よりもスーパー大麦のほうが多く含まれているので参考にしてください。