最近「ステルス値上げ」が流行ってます。横行していると言ったほうが正しいでしょうか。ステルス+値上げでどんな意味なのでしょうか?普通の値上げ都の違いは?


でも値上げは絶対やだ!
うれしくないブーム「ステルス値上げ」
ステルスとは英単語で、日本語に直すと「こっそり行うこと」です。少し前でしたらステルスといえば戦闘機の「ステルス機」です。この戦闘機は敵のレーダーに見つかりにくい戦闘機のことです。つまり敵にバレずに、こっそり任務を遂行できます。
このステルスに「値上げ」がくっつくと、
「敵(消費者)にバレないように値上げする」
となります。おっと、なんとも聞き捨てならないキーワードですね。
実際、どのようにして消費者にバレないように値上げするのでしょうか。それは、値段を変えずに中身の量を減らすのです。そうすれば実質値上げにありますよね。消費者からすれば、今までと同じ値段(でも、実は量が少ない)なので気が付きにくいです。
ステルス値上げは、別名「サイレント値上げ」などとも呼ばれてます。こちらもなかなかナイスなネーミングですね。
あと海外では「シュリンクフレーション」と言います。
最近のステルス値上げの商品
ここではステルス値上げ(お値段据え置き!でも量が減った)の商品の例をまとめます。
【グリコ ポッキー】
以前は38本80gだったものが2008年に34本72gとなりました。実施的に11%の値上げです。
【明治 おいしい牛乳】
以前は1000ml入りだったものが900ml入りになりました。実施的に11%の値上げです。
【花王 ビオレu】
以前は530ml入りだったものが2017円に480ml入りになりました。実施的に10%の値上げです。
【セブンイレブン サラダチキン】
以前は125gだったものが2015年頃に115gになりました。実施的に8%の値上げです。
【不二家 カントリーマーム】
30枚330g入りたっだものが、段階的に量を減らし2016年には20枚200gとなりました。実質的に65%の値上げです。(あくまで段階的に実施で一機にではないです)
【味の素 冷凍ギョーザ】
以前は300g入りだったものが2018年に276gとなりました。実施的に8%の値上げです。
【大塚食品 ボンカレーゴールド】
以前は210gだったものが、2016年に180gになりました。実施的に16%の値上げです。
他にもいっぱいありますが、これくらいにしておきます。気が付いていない商品もあったんじゃないですか?これくらいステルス値上げは行われています。
企業的にはルール違反は一切していないのですが、ちょっと消費者をだましているような感じで心証が悪いですよね。


消費者は騙されないように、量もチェックしないといけないね。