「シャープ」「ハッシュ」「井桁」違いは?この中に仲間外れがいます!

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プッシュフォンの*印のほかにもう一つ記号がありますよね。皆さんは何て読んでますか?多分多くの人は「シャープ」って呼んでいるのではにでしょうか。でも「シャープ」ではないんです、本当は!

シャープとは、音楽記号で音を半音上げる記号です。義務教育で習いましたね。
パソコンで表示するときはどのようにタイピングしますか?
[Shift]+[3]を押している人、それはシャープではないです。「しゃーぷ」と打って漢字変換してみてください。[Shift]+[3]のときとは微妙に違い文字が出てきませんか?

[Shift]+[3]
“しゃーぷ”を変換

 

プッシュフォンの「#」も含め、普段皆さんが♯と読んでいる文字は「井桁(いげた)」と読みます。
つまり、よく電話の音声案内で「…最後にシャープを押してください」みたいなアナウンスありますよね。厳密には、あれは間違いです。

「#(井桁)」は日本語で英語にすると「hush(ハッシュ)」とか「pound(パウンド)」と呼ばれます。北米以外では「hush(ハッシュ)」、北米では「pound(パウンド)」です。「hush(ハッシュ)」はツイッターで「ハッシュタグ」って言葉があるので聞き馴染みありますよね。
アメリカの音声案内では
「Please push the pound button.」
(パウンドボタンを押してください)
とアナウンスされますよ。

 

「井桁、ハッシュ、パウンド」と「シャープ」の簡単な見分け方は、以下の通りです。

縦棒が垂直=シャープ
縦棒が斜め=井桁、ハッシュ、パウンド

 

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