吉野家の牛丼のサイズバリエーションが28年ぶりに増えました。「超特盛」「小盛」です。一番小さい牛丼と一番大きい牛丼が増えたわけですが、肉の量の違いなどから、お得な牛丼はどれなのかをまとめました
「超特盛」「小盛」はどんな牛丼か
牛丼のサイズバリエーションが増えた牛丼2種類の量、値段に関する情報は以下の通りです。
<超特盛>
・肉の量が大盛の2倍
・ご飯の量が大盛、特盛と同じ
・値段は780円
<小盛>
・肉の量が、並盛の4分の3
・ご飯は、お茶碗1杯分
・値段は、360円
ガツガツ食べたい育ちざかりの若者や肉体体力が勝負の社会人にとっては量が多いのは入れしいニュースですが、相対的な量の違いでしか表現されていなく、お得なのかよくわかりません。
「超特盛」「小盛」を含む6サイズの肉の量の違いを比較
牛丼6サイズの肉とご飯の量を数値化してみました。これを元にお得な牛丼を調べてみます。
サイズ | 値段 | 肉(g) | ご飯(g) | カロリー |
小盛 | 360 | 70 | 190 | 478 |
並盛 | 380 | 90 | 250 | 652 |
アタマの大盛 | 480 | 110 | 250 | 741 |
大盛 | 550 | 110 | 320 | 863 |
特盛 | 680 | 170 | 320 | 1030 |
超特盛 | 780 | 300 | 320 | 1169 |
基準が統一されていないので比較しにくいですね。もう少し、分析してみます。ご飯の量は一端無視して肉の量の単価(100g当たりいくら相当か)で表をまとめます。
サイズ | 肉100g当たりの価格 |
小盛 | 514 円/g |
並盛 | 422 円/g |
アタマの大盛 | 436 円/g |
大盛 | 500 円/g |
特盛 | 400 円/g |
超特盛 | 390 円/g |
意外な結果となりました。
超特盛が一番割安(お得)で、小盛が一番割高なのは予想通りだったのですが、二番目に割高なのは大盛、意外と割安(お得)なのが並盛となりました。牛丼の肉をいっぱいお得にいっぱい食べたい人は、大盛は避けたほうがいいという結果になりました。
次に、カロリーベースでのお得な牛丼を比べてみます。
サイズ | 100kcal当たりの価格 |
小盛 | 75 円 |
並盛 | 58 円 |
アタマの大盛 | 64 円 |
大盛 | 63 円 |
特盛 | 66 円 |
超特盛 | 67 円 |
カロリーベースで比較すると、一番お得なのは牛丼大盛となります。肉の量は割高だけどカロリーではお得…つまりご飯の量が相対的多いということを表しています。
結論としては
「肉をおいしくお得に食べたい場合は、超大盛」
「生きるためにお腹いっぱい食べたい場合は、大盛」
ということになります。
ここで、番外編(裏技)も紹介しておきます。
実は、並盛(380円)と超特盛(780円)の価格差は2倍以上。超特盛を食べる値段で、並盛を2杯食べることが出来ます。肉の量は20g少なくなりますが、摂取カロリー量は断トツの1位です。大食いの人には、アリの選択だと思います。