「有無」という漢字を、皆さんはどのように読みますか?「うむ」と読む果皮とが多いのではないでしょうか。実は「ゆうむ」と読むのも正しいのは知ってましたか。不満な人は広辞苑を引いてみると納得してもらえるかもしれません。
「うむ【有無】」も「ゆうむ【有無】」も、両方とも広辞苑に掲載されています。意味は療法とも「有ることと無いこと」であり、違いや使い分けなどはありません。
以前、麻生太郎財務大臣が記者会見で「有無」を「ゆうむ」と発言して話題となりました。もちろん、ネット民からの誤読として盛り上がりました。実際、麻生大臣が「有無」の読み方を知らないで苦し紛れに言ったのか、知ってて言ったのかは不明ですが、少なくとも「有無を『ゆうむ』と読むは誤読だー!」と騒ぐ人が、誤りであることは確定です。
ただし、ある調査によると「有無」を「うむ」と読む人は全体の7割以上、「ゆうむ」と読む人は1割未満だそうです。そういう意味では「一般的には『うむ』と読む」でいいと思います。