「若い」と「若々しい」の違いと言われた相手が受け止める印象についてまとめます。またここでは、日常会話のなかで相手のことを誉めたりお世辞を言うときに使う言葉としての「若い」「若々しい」について扱います。
「若い」「若々しい」の意味・違い
「若い」とは、実際に年齢が若い場合に使う。と言っても若いかどうか基準が会話の流れによって異なる。会話をしているメンバーの平均年齢を基準にするのか、社会的に一般的な年齢(例えば大卒は22歳とか)を基準にしていうかとか。
若いの基準は異なれど、「若い」はその人の実際の年齢に対する評価として使う言葉である。
「若々しい」は、実際の年齢に対して、ある物や事柄が若い場合に使われる。実際の年齢と比べて肉体的に若い場合、考え方、容姿などもそうである。
この場合の基準となる年齢はその人によって異なるので子供から高齢の方まで、すべての年齢を基準に「若々しい」という言葉を使うことが出来る。
「若い」「若々しい」の使われ方・受ける印象は?
現在では、「若い」と「若々しい」は明確に使い分けられていないように思う。実際に若い場合も、実年齢に比べて若い場合も「若いねー!」と一括りになっている。
ただ、勘ぐって考えると「若い!」と言う誉め言葉は、とても安い言葉に感じられる。あえて「若々しいね!」と言われたほうが、ちゃんと私のことを知って評価してもらっているように感じとれる。
「若い」と言われるより「若々しい」と言われたほうが、うれしいなんて自分が歳をとったということだろうか。